HGUC ジェガンＡ２型（ゼネラル・レビル配備機）レビュー
今回ご紹介するのは、『機動戦士ガンダムUC』より、プレミアムバンダイ限定キット。
「HGUC 1/144 RGM-89A2 ジェガンA2型（ゼネラル・レビル配備機）」です！
地球連邦軍の主力戦艦「ゼネラル・レビル」に配備された、独特なカラーリングとハイスペックな仕様が魅力のこの機体。
通常のジェガンとは一味違う、エース機的な風格をレビューしていきます。
今回は、スミ入れ＋シールを貼った状態です。
キット概要・パッケージ
- 価格：2,310円（税込・発売当時）
- 発売：プレミアムバンダイ限定
- 登場作品：機動戦士ガンダムUC
パッケージはプレバンおなじみのモノクロ仕様。
ベースとなっているのは、名作キットとして名高い「HGUC ジェガン」ですが、A2型特有の形状再現のために新規パーツが追加されています。
通常版のジェガンとD型のパーツが大量に余ります。パーツを差し替えれば、ジェネラル・レビルカラーのジェガンやD型が組めそうです。
全体像・プロポーション
さっそく組み上がった姿がこちら！
「渋い……！ そしてカッコいい！」
最大の特徴はこのカラーリングです。
通常のジェガンの「ミントグリーン」ではなく、「オレンジ」と「カーキ」のゼネラル・レビル隊仕様。成形色でかなりいい色味が出ています。
プロポーションはHGUCジェガン系共通の、マッシブすぎず細すぎない、量産機として完璧なバランス。
A2型の特徴・新規パーツ
通常のジェガンとの違いを詳しく見ていきましょう。
各部にスラスターが追加されて、機動力が向上されています。
頭部 バルカン・ポッド
左側のバルカン・ポッド・システムが大型化されています。センサー部分の形状が変更されており、通信能力が強化されたA2型の特徴をしっかり捉えています。
右側のパーツも形状が変更されて、別パーツとなっています。
モールドの追加や後ろの形状も変更されています。
胴体
変更は無さそうです。
腕部
肩アーマーは前面にパネルラインが追加されています。
背面にはサブスラスターが追加。
脚部
サブスラスターが追加され、台形のサブスラスターの形状も変更。
ふくらはぎ後部のスラスターも大型化。バーニアが２基に増設されています。
バックパック・スラスター
バックパックの形状が変更されています。両側のバーニアも２基に。
動力パイプが無くなっています。
シールド
2連装グレネード・ランチャーが無くなっています。
ビームライフル
ビームライフルなどは通常版と同じでした。
シール
ゼネラル・レビルのエンブレム（GR）や、機体番号のマーキングシールが付属します。これを貼るだけで、一気に「配備機」感が出ます。特にシールドの「GR」マークは存在感抜群です。
可動範囲
ベースキットが少し前の「HGUC ジェガン」なので、最新のキット（水星の魔女シリーズなど）と比べると、超絶可動というわけではありませんが、必要十分には動きます。
通常版のジェガンについてはこちらを参考にしてみてください。
アクションポーズ
いくつかポーズを取らせてみました。
ライフルの構えが決まります。ゼネラル・レビル配備機は、リゼルC型などと並べて編隊を組ませたくなりますね。
スタンドを使えば宇宙空間での高機動戦闘シーンもバッチリ再現可能です。
完成度アップのポイント
部分塗装
各部にあるサブスラスターはグレー＋ブラック。バーニア内部はホワイトに塗装が必要です。
腰のV字マークはオレンジで塗装推奨です。（シール有）
シールドの部位字マークとグレー、肉抜き穴のブラックはシールです。
バックパックの上部背面スラスター側面の出力口はシールです。
総評・まとめ
良かった点
- 成形色が素晴らしい：塗装しなくても、組むだけで劇中のイメージに近い仕上がりになります。
- ディテールの再現：バルカン、バックパック、脚部など、A2型の特徴をしっかり押さえている。
- 作りやすさ：HGUCジェガン系譜なので、パーツ数がほどよく、サクサク組める。
気になった点
- 合わせ目：肩に合わせ目が出ます。
- 色分け：スラスター内部のグレーや、シールドなどは塗装が必要です（シール補完も一部あり）。
【結論】ジェガン好きなら間違いなく「買い」！
HGUC ジェガンA2型（ゼネラル・レビル配備機）は、単なる色替えキットにとどまらず、しっかりと形状変更がなされた良キットでした。（劇中では引き立て役でしたが・・・）
特に**「量産機だけどカスタム機っぽい」**雰囲気が好きな方にはたまりません。リゼル（ゼネラル・レビル配備機）をお持ちの方は、ぜひ並べて飾ってみてください！
プレバン限定なので入手難易度は少し高いですが、再販のタイミングがあればぜひゲットしてほしい一品です。
プレバンでの購入方法はこちら。
コメント