「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」に登場する主人公機です。細身シルエット&高可動!新鮮な組み心地の最新キットです。説明書にも機体情報がほとんど記載されていません。
デザイナーは「エヴァンゲリオン」シリーズを手掛けた山下いくと氏です。2025年1月17日に発売されました。
今回は、「HG gMS-Ω GQuuuuuuX(ジークアクス)」以下の状態でレビューしていきます。

開封レビュー
箱を開けた瞬間、パーツの小ささに驚きます。
ランナー上のパーツひとつひとつが非常に細かく、切り出す際は特に注意が必要です。
紛失防止のため、作業スペースは広く確保し、パーツトレイや小皿を活用すると安心です。
KPSの柔らかいパーツが多いので、パーツ表面の光沢はつや消しに近いです。
シール多め&ピンセット必須


このキットはシールが多めで、特にオレンジとレッドのラインはほとんどがシール再現となっています。
小さいシールがあるので、ピンセットは必携です。
シールを貼るコツ
マーキングシールは強く擦ると削れてしまうため、綿棒などで軽く押さえる程度で貼るのがおすすめ。
各部レビュー
頭部

細身の機体シルエットに合ったシャープな造形です。パーツが特に小さいので紛失注意。

非展開状態の頭部がもう一つ付属します。
腕部

2重関節ではないものの、十分な可動域を確保。武器構えやアクションポーズにも問題なく対応可能です。
脚部

タンク状パーツも造形が細かく見映え良好。
腕部同様、2重関節ではないですが十分な可動を誇ります。

内側

外側。
赤いパーツ、脛の側面上部、グレーのタンク状パーツに合わせ目が発生しますが、目立ちにくい位置に配置してあります。
バックパック

取り外してコアファイターを再現できます。デザインが個性的で、シルエットの印象を大きく左右します。
一部に合わせ目があります。細かい塗分けが必要となります。
武装など

ビームライフル

ビームサーベル
可動性能&デザイン

上半身も前後に大きく可動します。

膝立ちも簡単にできます。


- 可動は驚くほど高水準で、アクションベース7にも対応。ダイナミックなポージングが楽しめます。
- グレーやオレンジ、ブルー等の細かい色分けは成形色・シールで再現されない箇所があり、設定画との差があります。
- 全体的に細身のシルエットで、どこかエヴァンゲリオンを思わせるデザイン。
- 宇宙世紀のMSとは明らかに異なる造形なので、組んでいて非常に新鮮な印象。
完成度アップのポイント
細かいオレンジの塗分けは、ホイルシールの余った部分を切り取って使用すると良いです。
総評

HG 1/144 GQuuuuuuXは、
- 細かいパーツ構成によるシャープな造形
- 高い可動域と軽快なポージング性能
- 新鮮なデザインと組み心地
を楽しめるキットです。
小パーツやシール作業の多さから、初心者よりも中級者以上におすすめ。
「今までと違うガンプラを作ってみたい!」という方には間違いなく刺さる一品です。