今回は前腕部、ハンドパーツのオレンジを筆塗りで部分塗装にチャレンジしてみたいと思います。
目的
- 水性ホビーカラーの性能を確認する。
- 下地塗装による発色の違いを確認する。
塗装箇所
前腕部のシール、パイプのようなパーツ、ハンドパーツのオレンジを筆塗りで部分塗装していきます。


シールを貼っていたので、はがします。

使用塗料
- 水性ホビーカラー オレンジ
- Mr.カラー ホワイト
- エナメルカラー ブラック

手順
ホワイトで下地塗装
違いを確認したいので、前腕パーツの右側のみホワイトで筆塗りで塗装します。2回程、重ね塗りして、乾燥するまで1日待ちます。

オレンジで塗装
発色が悪く、5回くらい重ね塗りました。そのため、塗膜がかなり厚くなりました。乾燥するまで1日待ちます。

下地によってかなり発色が違います。

他のパーツも筆塗りで塗っていきます。
ブラックで塗装
写真を撮り忘れましたが、前腕パーツを1回、全てエナメル塗料のブラックで塗装します。1回塗。乾燥するまで2~3時間待ちます。
拭き取り
エナメル薄め液を付けた綿棒で、オレンジにしたい部分だけブラックを拭き取ります。乾燥するまで1日待ちます。

綺麗にオレンジ部分だけ拭き取れました。
スミ入れ、トップコート
塗装した部分だけ光沢になっているので、スミ入れした後に仕上げにつや消しトップコートを吹きます。


塗装後


左:ビフォー 右:アフター



まとめ
1.下地が重要
水性塗料は隠ぺい力が弱いですが、黄色、オレンジなどの暖色系は隠ぺい力が最弱です。下地塗装をすると発色が全然違いました。
2.食いつきが悪い
水性塗料の性質なので仕方無いです。サフなどを下地にすると改善されるようです。
3.塗膜が厚い
隠ぺい力が低いので、重ね塗りをすると塗膜が厚くなります。
塗料や色の特性に合った塗り方をした方がよさそうですね。塗装自体はまずまずの出来になったと思います。
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