1. 供給側(メーカー・流通)の理由
- 生産体制の限界
ガンプラはバンダイの静岡工場など限られた場所で製造されています。金型や射出成形機の数には限界があり、人気シリーズを一度に大量生産できない事情があります。 - 新製品のサイクルが早い
毎月のように新しいキットが発売されるため、工場は常に新製品の生産に追われ、既存品の再生産が後回しになることが多いです。 - 物流・流通の制約
出荷量が限られている上に、販売店ごとに配分される数も少ないため、店頭ではすぐに売り切れてしまいます。 - 輸出の拡大
海外でのガンプラの人気は近年上昇しており、輸出量も増加しています。ガンプラの累計販売数は2023年3月末時点で7億6111万個を超え、その半分以上を海外売上が占めています。
2. 需要側(ファン・市場)の理由
- 人気の高まり
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』やSNSでの盛り上がりをきっかけに、ガンプラ需要が大きく伸びました。特に新規ファン層が増えて競争が激化しています。 - 転売問題
転売目的で大量に購入されるケースが多く、一般ファンが定価で手に入れにくい状況を生んでいます。 - 海外需要の拡大
北米やアジアなど海外市場でもガンプラ人気が高まり、日本国内の流通量が相対的に減っている面もあります。
3. 結果として…
- 店頭に並ぶ数が少ない
- オンラインショップも抽選や予約開始直後に売り切れる
- 一部キットは数年単位で再販待ち
という「買えない」状態につながっています。
4.購入方法
ガンダムベース
比較的に在庫があります。入場規制がある場合があります。
オンラインショップ
Amazonや楽天などのオンラインショップは、数秒で品切れになりほとんど購入できません。
在庫ありでも定価以上の値段になっていることがあるので、注意してください。
DMM通販では、ある程度のキットが購入できます。
DMM.com [商品情報] ホビー・おもちゃ通販抽選販売
DMMやプレミアムバンダイなどでは度々、人気商品の抽選販売を行っています。定期的に確認してみてください。倍率はかなり高めです。