HG ガンダム7号機 レビュー|フルアーマーの流用じゃない!?最新フォーマットで凄すぎた

レビュー

今回はプレミアムバンダイ限定で、ついに発売された「HG 1/144 ガンダム7号機」をレビューします!

「ガンダム7号機」といえば、これまでHGUCでは「フルアーマーガンダム7号機(2009年発売)」しかキット化されておらず、「素体の7号機」はずっと未発売のままでした。

しかし、2025年、ついに待望のキット化!
しかも驚くべきことに、フルアーマー版のパーツ流用ではなく、完全新規造形での登場です。

一体どんな進化を遂げているのか、じっくり見ていきましょう!

今回はスミ入れを行っています。


キット概要

  • 商品名: HG 1/144 ガンダム7号機
  • 価格: 2,200円(税込)
  • 発送時期: 2025年12月~
  • 登場作品: 機動戦士ガンダム戦記

まず声を大にして言いたいのは、「これはフルアーマーガンダム7号機のアーマーを外しただけの商品ではない」ということ。

関節構造からプロポーションに至るまで、最新のHGフォーマットで設計された全くの別物です。

パッケージ

箱は通常のHGサイズ。プレバン限定のツートンカラーです。

全てのランナーが新規造形で、KPSを使用した、ポリキャップレスの構成になっています。

全体像・プロポーション

完成しました!
めちゃくちゃカッコいい……!

RX-78ガンダムの意匠を残しつつ、全身にスラスターが増設された「セカンドロット最終機」らしい高密度なデザインです。

昔のフルアーマー版と比べると、よりスタイリッシュで、現代風のシュッとしたプロポーションになっています。

特にバックパック!
フルアーマーの巨大キャノンがない代わりに、本来の「6基のバーニア」が密集したバックパックが再現されています。このメカメカしさがたまりません。

■ 各部ディテール

頭部

バルカンは別パーツで色分け。ツインアイとセンサーはシールで再現されています

アンテナには安全フラッグあり


胴体

胸部は少し前後に可動します。

股下にはアクションベース接続用のジョイント穴があります。


腕部


脚部


バックパック


付属品

ビームライフル。サイドグリップは可動します。

なんと合わせ目が段落ちモールドになるため、合わせ目が出来ません。


シールド


ビームサーベルのエフェクト。平手は左のみ付属します


ホイルシール

驚異の可動範囲

完全新規だけあって、可動域は凄まじいです

腕部: 前腕にロール軸があり、ガワラ曲げや細かいニュアンス付けが可能。


脚部: 膝を曲げると装甲がスライドする連動ギミック(!)を搭載。HGでここまでのこだわりは珍しいです。


股関節: 軸スイング機構があり、膝立ちも自然に決まります。

ゲーム中のような激しいアクションポーズもストレスなく取らせることができます。

アクション

完成度アップのポイント

塗装箇所

・シールで再現されている箇所は塗装推奨です。特に腰のV字マーク。

太もも裏のオレンジ。

ホワイトの部分


合わせ目

なんと、目立つ合わせ目はありません。膝裏に少しありますが、ほぼ気にならないです。

良かった点・気になった点

【良かった点】

  • 完全新規の気合の入り方: 手抜きなしの最新設計に感動。
  • プロポーションの良さ: 素立ちで飾るだけで満足度が高い。
  • 可動ギミック: 膝の連動や前腕ロールなど、動かして楽しい工夫がいっぱい。

【気になった点】

  • 入手難易度: プレバン限定なので、予約を逃すと手に入りにくい。
  • 部分塗装: 細かい黄色など、完璧にするには少し部分塗装が必要(シールは付属します)。

まとめ

以上、「HG ガンダム7号機」のレビューでした!

「フルアーマーの中身でしょ?」と侮るなかれ。
ガンプラの進化を感じられる傑作キットでした。特にRX-78系の正統派ガンダムが好きな方にはたまらないデザインだと思います。

もし2次、3次受注や再販を見かけたら、絶対に確保することをおすすめします!
16年待った甲斐がありました……!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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