HG 軽キャノン レビュー|新しいガンキャノンの魅力と可動性を徹底解説

ガンプラレビュー

キット概要

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に登場するRGM-79 軽キャノンを立体化したキットです。価格は2,200円(税込)、2025年7月5日発売に発売されました。

ガンダムの白兵戦能力とガンキャノンの砲撃力を融合させた量産型MSで、構成や可動設計により劇中の動きを再現しやすい構造になっています。

今回は、「HG RGM-79 軽キャノン」を以下の状態でレビューしていきます。

  • スミ入れ

成形色とカラーリング

成形色は赤系のカラーを基調とし、アクセントにイエローやオレンジが配色されています。色分けはよく再現されており、素組みでも劇中の印象に近づきます。

オレンジは一部がシールで再現されています。手首やハンドパーツは再現されていませんので、部分塗装が必要となります。

ほとんどのパーツが柔らかい樹脂(KPS樹脂)となっており、ポリキャップレスです。パーツ表面はややつや消しの光沢になっています。

各部ディテール

頭部

スマートなデザインで、バイザー内部のツインアイ×2はシールで再現。


胴体

胸部のイエローは別パーツで再現されています。側面に合わせ目が出来ますが、あまり目立ちません。

背面。バックパックは2穴で接続。


腕部

肩・肘関節は広い可動域を確保し、武装の保持にも安定感があります。肩のホワイトも別パーツで再現されています。


脚部

細身だけどマッシブなアスリートっぽい脚部。合わせ目は目立たないようになっています。

パーティングラインが薄っすらと見えますので、気になる方はヤスリなどで削ってください。

足裏は肉抜き穴でしょうか。股下には、アクションベース用のジョイント穴があります。

付属品

ビームライフル。スコープは可動。


ビームサーベル(1本)。すこし紫色っぽい独特なピンクです。エフェクトは2個入っていますが、柄は1個です。


平手パーツ。左右あります。


軽キャノン砲(可動式)。可動範囲は-20度~45度くらい。合わせ目は一部に出来ますが、あまり目立たないようになっています。取付軸は右側にしかありません。


ホイルシール。小さいシールには予備があります。非常に小さいので、ピンセットは必須。

可動範囲

最新HGフォーマットの可動性を受け継ぎ、肩・腰・脚ともに優れた可動域があります。

腕部、脚部共に2重関節になっており、可動は良好です。

特に胴体が丸いので、上半身が柔軟に可動できます。

左右は控えめ。

膝立ちも余裕です。

組み立て難易度

ジークアクスと比べると普通のパーツ構成となっており、初心者でも組みやすくなっています。

作成時間は7.5時間くらいでした。素組みの場合は、3時間くらいでしょうか。

完成度アップのポイント

  • パーティングラインの処理
  • オレンジの部分塗装

後日、部分塗装しました。部分塗装のやり方はこちらへ

カラーバリエーション

総評

HG 軽キャノンは、適度な可動性と組みやすさを兼ね備えた完成度の高いキットです。
素組みで十分映えますが、部分塗装やウェザリング、ジオラマに活かせばさらに映える一品。量産機や高い可動性を好むモデラーには特におすすめです。

目立つ合わせ目もなく、可動も素晴らしいので初心者にも安心しておすすめできるキットです。

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