2025年10月14日で、ついにWindows 10のサポートが終了しました。
でも「古いソフトがWindows 11で動かない…」「PCをまだ買い替えたくない…」という人、多いのではないでしょうか。
そんな人のためにMicrosoftが提供しているのが、
**「拡張セキュリティ更新プログラム(ESU:Extended Security Updates)」**です。
今回は、個人向けのESUの登録を実際に試してみたので、その流れをまとめました!
本記事の内容は、2025年10月14日に実施しました。
🧩 そもそもESUとは?
ESU(Extended Security Updates)は、
サポート終了後もセキュリティ更新だけを受け取れるサービスです。
対象:
- Windows 10
- バージョン 22H2
提供期間: - 2025年10月15日~最長2028年10月まで(3年間延長)
つまり、ESUとは「新機能更新はないけど、セキュリティだけ継続で守ってくれる」仕組みです。
⌛設定にかかる時間
5分~数時間程度
準備が出来ている状態でしたら、5分程度で簡単に終わります。
準備状況やエラーによっては数時間かかるかもしれません。私は2回程エラーになりましたが、30分程度で完了しました。
🛠 手順:個人でのESU設定の流れ
① Microsoftアカウント
MicrosoftアカウントでPCにログインします。
使用しているPCがMicrosoftアカウントに登録してある必要があります。
② Windowsを最新状態に更新
ESUを適用するには、次の更新がインストールされている必要があります。
- Windows 10 バージョン22H2
- 最新のWindows Update
「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」→「更新プログラムのチェック」を実施して、Windowsを最新状態に更新しておきましょう。

③拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)を設定
「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」から「今すぐ登録」をクリック。

拡張セキュリティ更新プログラムの説明が表示されるので、「次へ」をクリック

「登録」をクリック

私の場合は既に、Windowsバックアップの有効化をしていたようなので、以下の選択画面は表示されませんでした。
- Windowsバックアップの有効化(無料): 追加費用はかかりません。
- Microsoft Rewardsポイントの利用(無料): 1,000ポイントを利用します。ポイントを貯めるには時間がかかる場合があります。
- 有料サブスクリプションへの登録(有料): 1デバイスあたり30ドル(約4,400円)を支払います。価格は地域によって異なる場合があります。
特にバックアップの有効かをした記憶は無いですが、以下の設定になっていればOKみたいです。
「スタートボタン」 →「設定」 →「アカウント」 →「Windows バックアップ」

「完了」をクリック

以上で設定は完了です。
エラーなどで上手く設定できない場合
「大人がこのデバイスにサインインして、拡張セキュリティ更新プログラムに登録する必要があります。」と表示される場合

「次へ」を押した後に、「大人がこのデバイスにサインインして、拡張セキュリティ更新プログラムに登録する必要があります。」と表示される場合は、
Microsoftアカウントにサインインして、生年月日を登録してください。
「現在拡張セキュリティ更新プログラムに登録できません。」が表示される場合

「登録」を押した後に、「現在拡張セキュリティ更新プログラムに登録できません。」が表示される場合は、
一度、PCからサインアウトしてから再度、設定してみてください。


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